コラム

2025.08.29

製造業524人に調査|世界の製造業者が直面しているデータ活用の壁

HexagonのManufacturing Intelligence部門は、Forrester社に委託し、グローバルの製造業のリーダー524人を対象とした調査を実施。製造業を取り巻く課題、期待するテクノロジーやその活用状況などを発表しました。
この調査からは、デジタル化やDXが、日本のみならず世界の製造業者が直面している共通課題であることが明らかになりました。
この結果は、技術力や品質管理といった日本の製造業の強みを活かしつつ、デジタル化やDXに積極的に取り組むことで、国際競争力を高められる可能性があることを示唆しています。

目次

調査の概要


実施時期: 2023年5月
対象: 製造業のリーダー524人(24%が経営幹部)
地域: 北米:30%、欧州・中東・アフリカ:40%、アジア太平洋:30%(日本:10%)
調査委託先: Forrester Consulting
業種: 自動車、航空宇宙・防衛、電子機器、エネルギー、医療・生命科学
目的: 製造業の現状と課題、可能性、成功・失敗要因を分析し製造業の今後の発展へ寄与する
調査結果ページ:

https://go.mi.hexagon.com/amrjapan

DXは世界の共通課題 戦略的対応が日本の製造業の競争力を左右

本調査結果は、デジタル化やDXの課題がグローバルな製造業全体の共通課題であることを明確に示しています。国内では、「日本の製造業はデジタル化に遅れている」と指摘されることがありますが、実際には世界中の製造業者が同様の課題に直面していることが明らかになりました。
 
この結果は、日本の製造業がグローバル市場での競争力を維持・強化するためには、「データ活用」「部門間コラボレーション」「自動化やAI導入」といった課題への積極的な取り組みが不可欠であることを示唆しています。これらの課題に戦略的に対応し、技術力や品質管理といった日本の強みと効果的に組み合わせることで、世界市場でリーダーシップを発揮できる可能性があると言えるでしょう。

調査結果のサマリ

1.データ活用の課題

98%の製造業者がデータに関する問題を抱えており、中でも42%がチーム間でのデータおよび洞察の効果的な共有が困難だと回答しています。

2.コラボレーションと品質の相関

88%の回答者が、コミュニケーションの改善が製品品質の向上に直結すると考えています。特に、設計・エンジニアリングチームと製造チームの間のコラボレーション強化が重要視されています。
 
Q:あなたの会社の製造プロセスに関して、どの上記の項目に程度同意しますか?

3.自動化とAI/MLの重要性

57%が今後3年間でワークフローの自動化に投資する予定であり、49%が製品品質向上においてAIとMLが革新的な役割を果たすと認識しています。また、52%が自動化された設計最適化、AI、ジェネレーティブデザインによって人間のイノベーションが強化されると予測しています。
 
Q:あなたの組織が今後3年間で投資を計画しているのは?(複数回答可)

本調査のレポートダウンロードはこちら

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